製造事例
2020.10.21.(水)
「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE」
紙によるハンガーの製作
イッセイ ミヤケより「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE」が発表されました。
福永紙工では平面から立体に変身する「紙によるハンガー」の製作(構造設計・製造)を担当させていただきました。
紙によるハンガー
この特注の紙製ハンガーは、特定の部分を折り込むことにより、一枚のフラットな状態から洋服のラインを美しく見せる理想的な立体形状へと変化します。
【加工概要】
クライアント:ISSEY MIYAKE INC.
構造設計:宮田泰地(福永紙工)
製造:福永紙工
TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE
常に変化を続けることで時代を牽引してきた美術家である横尾忠則氏。このたびスタートする「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE」は、A-POC(エイポック)による服づくりを続けてきた宮前義之とそのチームが、横尾作品の溢れるエネルギーとともに、衣服の更なる可能性を追求するプロジェクトです。
A-POCとは、糸から生地をつくる過程で一枚の布の中に服のデザインを完成させるという、独自のプロセスが特徴の服づくりです。1本1本の糸に指示を与えて生地を編む・織るプログラミング技術は、1998年にA-POCが誕生して以来常に発展を続け、2020年秋「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE」という新たなステージに立ちました。絵を観るよろこびと、服を着るたのしみ。その両方を備えた特別なプロジェクトのスタートです。
(イッセイ ミヤケ HPより)